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2014年09月10日

【雑学】砂肝とはなにか。

いつもお世話になっております。
とりのすけ金沢本店です。
突然ですがみなさん、「砂肝」(すなぎも)はご存知ですか?










▲むむ!









砂肝は、砂嚢(さのう)ともいいます。
焼鳥屋さんではごくごくふつうに出されている、おなじみの串ですね。
とりのすけでは「ずり」という名前で大人気。
あの、こりこりして、不思議な形の、お酒によく合う一品です。




























大変長らく焼鳥屋さんで働いているわたくしスタッフ1号ですが、この砂肝、一体なんの器官なのかも知らずにいたのですね。
そしてつい先日、副店長から衝撃のひと言を食らいました。







「砂肝はです」








胃!?









にわかには信じられなかったわたしは、すぐにネットで調べてみたのですが、本当になんですね。






鶏たちの、まわりくど~い消化の過程をご説明しますと。







ついばんだ食べ物を必要に応じて素嚢(食べた物を一時的に入れておく器官)に飲み込む。
   ↓
消化液を分泌する前胃に送られる。
   ↓
続いて砂肝に送られる。
   ↓
砂肝にあらかじめ飲み込んでおいた砂で、食べた物を咀嚼する。
   ↓
咀嚼されたものは胃に送られる。








砂肝はまたの名を『筋胃』といいます。
つまり、わたしたちの食べているずりですが、あれはなんと、筋肉だったんですね。







では、どうしてこんなまわりくどい消化の仕方をするのでしょうか。
それは、鶏の口の構造と関係があります。














▲すべてのことに理由はあるのです…













歯を持たない鶏は、小石や砂を飲み込んでおいて消化の助けとします。
すなわち!
鶏は砂を飲み込んで、砂嚢中でそれらを歯の代わりとして食べた物を砕くことで、消化の助けとするのです。





ちなみに、砂嚢に飲み込まれている砂は『胃石』と呼ばれ、多くの場合角の取れた滑らかな形状をしており、胃の中を洗浄する機能も果たしているとのこと。
しかしあまりに滑らかだと咀嚼しづらくなるので、その場合にはペッと吐き出されます。
ザンネン。















▲以上、スナギモ講座でした!










本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
なんとこの『砂肝』の構造ですが、太古の昔、一部の恐竜などにも備わっていたそうです。
ニワトリ…侮れないですね!















================




2時間飲み食べ放題 3500円(税込)

約300種類のメニュー数!!

石川県金沢市旭町3-13-10

http://torinosuke.kitemi.net/

http://www.torinosuke.gr.jp/kanazawa.html

とりのすけ金沢本店

TEL (076)261-2415

営業時間 17:00〜3:00

ラストオーダー 2時 ラストドリンク 2時30分

定休日 無休

駐車場 3台

座席 64席 全席お座敷、掘りごたつ式カウンター



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Posted by とりのすけ金沢本店 at 15:21Comments(0)メニューフードメニュー